2674年 11月 4日 探訪
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【其六】からの續きであります。 【現在地】 交叉點の見通しの爲にも、細い積重ねは大切かと思ひます。 |
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【現在地】 此處と、反對側の外側も。 |
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【現在地】 此處は結構大膽に變はつて居りますかと。 左側の法面が混凝土の吹附に成つて居りますが、其だけ結構開鑿したと云ふ事なのでせう。 此處から先が此道をドライブしてゐて一番樂しい區間でせうか。 |
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【現在地】 此方のS字カアブも大膽に改修されてゐる樣でありまして、今囘自轉車で來て初てじつくりと觀察出來ました。 |
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少し奧まつた處にガアドレイルが眠つてゐるのは見て居りましたが、初代古ガアドレイルだつたとは。 てつきり二代目の物だと思つて居りましたので、之は嬉しい發見でありました。 |
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而も、何故か當初からの角柱を手前に殘した儘丸柱が奧に建てられ、其處に移植されてゐる樣であります。 面白いのが、ガアドレイルを組んでゐるのは-螺旋で、丸柱に附てゐるのは+螺旋でありました。 其事からも、そつくり其儘移植されたのだらうなあと推察した次第であります。 |
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して、何氣無くガアドレイルの外側を見ましたら、いやあ之、見事な崖ぢやありませんか。 まあ、後日談なのでありますが、此市貝町見上地區、縣道六四號線の傍を流れる鹽田川界隈なのでありますが、 砂防指定地區でありましたり山腹崩壞危險地區に成つて居りますので、實は結構難所だつたのでは無いかなと思つた次第であります。 |
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現道を走つてゐる限り、優しさうな側面しか見られませんが、斯うして改て觀察して見ますと、先人の苦勞が偲ばれる次第であります。 |
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【現在地】 此處の交叉點部分も、元々は大きく左に寄つてから急角度で曲つてゐた樣であります。 |
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凄いでありますね、前囘最後の處と同じ樣に、道路一本分丸々違ひます。 |
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而も九十度以上に囘り込んだ上にS字であります。 |
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而も次も結構鋭角であります。 |
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でありますのに頂點部分でガアドレイルが途切てゐるのは怖いでありますよ。 何氣に此處も崖でせうし。 嗚呼、此處は古初代の形でありますが、元から丸柱の樣であります。 と云ふ事は、古初代末期、昭和四十四、五年頃の設置と云ふ事でせうか。 と云ひますか、曲つてゐるのが怖いであります。 誰も落ちてゐ無い事を願ふ許であります。 |
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併し鹽田地區以東の道形は素敵であります。 |
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【現在地】 複合コウナア。 |
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東進する場合は出口で緩に成るのでありますが、當然、逆に西進の場合は出口できつく成りますので、安全運轉を心掛る事が大切であります。 |
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【現在地】 一應、斯う云ふ細い處も取零し無き樣に撮りました。 唯、正直、此處から先、鹽田川の三曾橋と云ふ處迄が何か結構改修されてゐる樣でありまして、舊線形が如何だつたのか見極が難しいのであります。 【其八】に續く。 |