2675年 10月 19日 探訪
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此方は 【馬頭町大山田下郷 觀音堂橋】 依り一キロ三百米程上つた處、現在では眞直に拔てゐる國道四六一號の原川橋であります。 |
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但し橋上から上流側を望みますと、舊橋の跡、殘された兩橋臺がはつきりと見て取れます。 |
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して、此方が右岸側の橋臺でありますが、隨分と流れに對しても出張つてゐる樣に思へますし、何と無くの造型からも、ほぼ間違無く戰前物件だつたのでは無いかと推察致します。 で以て、桁は多分にT字桁だつたのでは無いでせうか。 |
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右岸舊道部分に來て見ましたが、成程、橋の直前で折ると云ふ線形でありますから、現代では改修の對象でありますね。 |
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左岸側の橋臺を望みます。 多分に現在では護岸の一部として其儘殘して在るのでせうが、之だけ出張つて居りますと、増水時の抵抗に成ら無いのでせうか。 まあ、古物件の跡を見られると云ふ點では喜ばしい限りなのでありますがね。 とは云へ、親柱が全て消失して仕舞つてゐるのは殘念でありました。 以上、御附合有難う御坐いました。 |