2680年 8月 18日 探訪
![]() |
此方は
【栗山村湯西川 マグラリュウ橋】
依り栃木縣道二四九號線を湯西川方面へ進む事約一キロ半程、藤花澤に架る橋であります。 えゝ、如何見ても昭和卅年代と云ふ感じの橋でありますが、其實如何でせうか。 と云ふ事で此方、右岸側から見て行き度いと思ひます。 |
![]() |
昭和35年10月竣工。 矢張さう云ふ年代でありましたね。 其で以て見事に其年代らしさが表現されてゐると云ひますか、見事であります。 |
![]() |
唯、何と云ひますか、筆跡と云ふか字體が一寸獨特と云ふ感じの部分が散見されます。 特に「工」の字が、でありますが、全體に行書體に近い感じであります。 |
![]() |
ふじはなばし。 まあ見事に親柱が削られて居りますが、是では自動車も無事では濟ま無かつたでせう。 一體何臺接觸し度ら此處迄に成るのでせうか。呵呵 |
![]() |
此方はまあ讀めますが、「な」が一寸、之一字だけでありましたら漢字なのか假名なのか少し惱むかも知れません。 |
![]() |
高欄は混凝土管と鐵管を使用しました意匠であります。 何か、昭和四十年代の鐵管を日本使用した高欄への過渡期の樣な感じであります。 では左岸側へ移動致します。 |
![]() |
藤花沢。 さう、左岸側が難解銘板の極みでありました。 之、最初見た時何て書いて有るのか分りませんでしたよ。 |
![]() |
如何見ても工業的字體でありますのに見事な達筆でありますから。 「藤」も中々でありますが、「澤」が素晴しいであります。 之、正字體の崩字でせうからナウいヤングには讀め無いのでは無いでせうか。呵呵 |
![]() |
藤花橋。 さう、此方を見たら彼方が河川名だと確證を得たのであります。 |
![]() |
失禮乍、先づ誰も注視し無い此な山中で此處迄凝つた字體にし無く共、と思つて仕舞ましたが、之を見た人は驚歎し度かも知れません。 さう、拙の樣にね。呵呵 |
![]() |
横から見ました處、是は見事なRCT桁でありました。 まあ、今の處交通量云々は無いでせうからアレでありますが、擴幅と成つた場合、曲線的な橋に架替に成るでせうね。 まあ、良い物見られましたので滿足でありました。 以上、御附合有難う御坐いました。 |