2673年 11月 19日 2674年 6月 2日 探訪
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【其三】からの續きであります。 【現在地】 此方、 【上河内村中里-宇都宮市馬場通四 栃木縣道六三號線 通稱田原街道舊道 【其六】】 の八枚目の冩眞の位置なのでありますが、舊々道は此處で分岐しまして、も少し山肌に近い所を進みます。 併しまあ、此方山際だから峯岸地區と云ふ譯でありますかね、多分。 |
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では參りませうか。 併し舊道が冩ら無いだけで、もう既に風情の有る風景に感じます。 |
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入ると直に北山靈園の入口であります。 拙知ら無かつたのでありますが、此處つて市が造成した物件なのでありますね。 して、造成開始が昭和三九年三月からの樣であります。 |
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過ぎれば復、山際の街道の風景であります。 併し斯う云ふなだらかな坂つてじわじわと脚に堪へるのでありますよね。 |
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此處は隣を流れる西川のほぼ最上流部、も少し下ると田川に合流であります。 護岸を見ますと、整備されたのは結構古くなのかなあと思ひます。 山岸を進む街道、氣が附ば結構其也の高さに登つて居ります。 |
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川に轉落し無い樣、結構嚴重に整備されて居ります。 近くに新興住宅街が在る所爲か、此處、案外交通量が多いのに驚きました。 |
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併し本當、關東平野部とは思へ無い程に高低差在ると云ふ感じであります。 舊道側は此下側の平野部を拔るのでありますが、其以前の舊々道が此邊だけ山際を通ると云ふ事は、其也の理由、 例へば、山田川と西川が豪雨時に氾濫して仕舞ふ爲に通行不能に成ら無い樣にする爲、とかと云ふ理由なのでありますかね。 |
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して、西川が離れると下りに轉じます。 |
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此邊は瓦谷地區で良いのでせうか。 道も含め昭和卅年代の雰圍氣の樣でもありますが、住宅は軒竝新しく成つてゐる樣であります。 |
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まあ、斯う云ふ感じであります。 |
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一見直線の樣でも微妙に曲つてゐるので、現役當時は自動車では意外と走り辛かつたのでは無いでせうか。 尤も、基本的にずつと砂利敷だつたのでせうし、交通量も然程では無かつたのでせうから、擦違ひとかの苦勞は餘り無かつたのかも知れませんがね。 |
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して、旧道と合流であります。 此部分、ずつと直線に成つた分、旧道は當時手荒く快適に走り易かつた事でせう。 【其五】に續く。 |