2673年 11月 19日 探訪
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【其四】からの續きであります。 【現在地】 此處にも舊々道時代の名殘の部分であります。 |
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勿論、律儀に通ります共。 因に右手、未成物件が在るのでありますが、私的所有物件の樣でありますので扱ひませんでした。 橋だけは其内にアレかも知れませんが。 |
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狹い上に曲々進みます。 |
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斯くも路面が手荒く派手にされてゐると云ふ事は、其だけ皆何も考へず自由に運轉してゐると云ふ事なのでせうね。 本當、大多數の人つて安全意識低いよなあと熟思ひます。 |
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して、現道へ合流致します。 とは素直に行か無いで、右へ折るのが舊道であります。 傾斜も含め、交叉點にする爲結構改修されてゐる樣であります。 |
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うん、此處は丸で別物の樣に改修されてゐる樣であります。 多分、右手の家の竝び邊は元々の線形の名殘でせうし、其以降にしましても左手のガアドレイル依り若干奧の柵の部分迄が路盤だつた樣な、 と云ひますか、微妙に水路も改修されてゐる樣でありますので、何か全てが以前の位置とは似てゐて非成る物の樣に感じます。 |
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其でも現道の方が高いのでありますね。 接續する爲に結構盛られて居ります。 と云ひますか、此方から自動車は出られ無いのでせうか。 |
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【現在地】 して、現道に合流したと思つた直後、右に離れるのであります。 因に、此邊が改修前の山田川の橋、山田橋(多分)が架つてゐた部分であります。 丁度電柱の邊迄が橋に成つてゐた、と云へば良いのでせうか。 して、何故山田橋だつたと推察するのかと云ひますと、五番目の冩眞、現道に合流する位置に乘合バスの停留所が在るのでありますが、 其名稱が山田橋に成つてゐるからであります。 多分、當時からの名稱其儘でせうから、山田橋だつたであらうと推察する次第であります。 |
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良い感じでありますね、舊路盤。 併し此邊もさうなのでありますが、現役當時に何度も通つてゐたにも關はらず、山田橋も含め餘印象に殘つてゐ無いのは何故なのでせう。 餘にも景色が變はり過ぎてゐるからでせうか。 因に、道の左手の混凝土で固められた部分が、道路に平行して山田川が流れてゐた部分であります。 河川改修も大膽でありますよね。 |
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して、電柱だけは當時を物語る、であります。 |
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さうして、元々は陸地だつた部分が河川に成り、新に架橋した此方、新山田橋を渡つて進みます。ました。 併し新山田橋、工事の銘板を見ますと平成六年架設のB活荷重橋と云ふ事でありますから、以前で云ふ一等橋と云ふ事でせうか。 其なのに、今や人道橋としてのみの活用とは、手荒く贅澤な事と思ひます。 まあ、折角作つた物でありますし、撤去する依りは活用した方がマシでありますからね。 【其六】に續く。 |