2674年 3月 11日 9月 2日 探訪
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【其八】からの續きであります。 【現在地】 歩道部分だけ一段高く成つて居りますのは、さうでありますよねえ。 |
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して、先程の位置から三百米弱程押歩きで進みますと峠の頂上なのでありますが、此處で舊道は左に折て進みます。 |
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【現在地】 分岐部分に近附て見ますと、此處にも舊線形の名殘の部分が御坐いました。 |
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扨、では進みますか。 |
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此處も實は分岐であります。 |
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藪に向つて直進致します。 |
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まあ之位は藪とは云ひませんね。 確か航空寫眞では、道添ひには木が生えて竝んでゐた樣でありましたので、此儘進んで合つてゐる筈であります。 |
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ええと、多分此處からは眞直進むのだと思ひますが、道形が分りませんよ。 と云ひますか、普通の單成る藪でありますし。 と云ひますか、確か此處は切通状態で坂を下る樣に昭和廿四年の航空寫眞では見えたのでありますが、何か樣子が變でありますね。 特に、何か明るいのが氣に成ります。 |
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【現在地】 ええと、如何説明すれば良いのでせう。 事前に輕く航空寫眞で檢證してから來ただけなのでありますが、確か道以外の此邊つて平坦だなと思つてゐたのでありますが、何か、全體が斜面に成つてゐる樣な雰圍氣であります。 若かして之、地滑りとかしてゐませんかね。 正直、道形が何處なのが判斷出來無い状態なのであります。 其で、念の爲にGPSで確認したのでありますが、如何やら道と思しき場所とは違ふ所に來て居りましたので、一旦引返します。 |
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して、今度は柵の横から路盤跡に辿り着け無いかと思ひ、此方から向つて見ます。 多分、線形的にも此方からの方が正解に近いかも知れませんし。 嗚呼、因に上記の地圖の等高線で、何と無く現道との接續、想像して戴き度いと思ひます。 【最終囘】に續く。 |