2673年 10月 7日 11月 18日 探訪
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【其五】からの續きであります。 【現在地】 良い道路風景であります。 此矢張丁度良い丘の上を、自然に沿つた形で道が通つてゐるのが素敵であります。 して、先に見えます大きな建物は小學校なのでありますが、此方舊道には歩道が無い物でありますから、 現役時代には大人も子供も夫々、結構怖い思ひをしたのでは無いでせうか。 |
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此邊から左右に折て贖買を緩和しつつ丘を降りて行きます。 併し丘の麓の學校何て素敵でありますなあ。 否、別にだからと云つて兵學校を思ひ出し、ましたよ實際。呵呵 |
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流石に學校の入口迄は歩道が在るのでありますね。 何か、土地の區切方が、元々の道を想像させて呉れまして素敵であります。 其に又、良い曲線具合であります。 自動車で來ても樂しさうでして。 |
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下り切つた處が交叉點の樣であります。 して、今度は矢張少し折乍、少し標高を戻し乍進む樣であります。 |
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と、其前に左折して舊々道部分を見に行くと致しませう。 御覽の樣に、何時頃の物か分りませんが、左へ向ふ側線が引かれてゐた樣であります。 まあ、舖裝を見てゐると色々とアレなのでありますが、不取敢細かい事は氣にし無い樣に致しませう。 |
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では、いざ舊々道へ。 と云つても、上の寫眞やも一つ上の寫眞でも見えて居ります、ほんの一寸の部分なのでありますがね。 勿論、入つて直に右折であります。 多分、其で桝形と成つてゐたのでは無いかと推察致します。 |
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はい、と。 曲り具合から察しますと、此方側が主體では無いと云ひ度い樣な感じであります。 |
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未舖裝の部分こそ、完全オリヂナルと云ふ處でせうね。 ええ、勿論ちやんと踏締めて通りました。 と云ふか、何で之だけの部分が舖裝され無かつたのでせうか。 矢張此所にも直交の法則が適用されてゐる爲なのでせうか。 |
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合流後はまあ、至つて普通の道であります。 但し側溝の蓋が古、と云ふ處が歴史的物件と云ふ處でせうか。。 |
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但し何故か此處、栃木県木材業協同組合連合会の辺から廣く成り、或る意味歩道が作れさうな程の幅員であります。 唯、右手の廣がつてゐる部分は元々の線形の痕跡でせうかね。 【其七】に續く。 |