2673年 10月 7日 11月 18日 探訪
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【其八】からの續きであります。 【現在地】 今度は道路右側へ横斷致しました。 然すれば右へ分岐する舊道の御出ましであります。 併し分岐後の路肩、素直に眞直ぐなのでは無く、何處と無く波打つてゐる感じなのが如何にもであります。 |
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して、此處が有名な多氣不動尊への入口でありますか。 此處から一キロ弱程度が多氣山參道とは、一寸面白さうな道であります。 今度は自動車で來て見ようかな。 併し面白いのが、山は多氣山と云ふのに地名は田下町と云ふのは如何云ふ事なのでせう。 |
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何か斯う、何共表現し辛いのでありますが、酷道と呼び度い氣分であります。 狹窄路と云ふだけでは無く、何か一寸微妙に運轉難しい感じがすると云ひますか、微妙な折具合の線形であります。 |
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ガアドレイルから推察致しますと、昭和四十年代末頃の物でありますね。 何だらう、一寸危い部分だから設置されたのだと思ひますが、何か、一寸違和感が有ると云ひますか、何か空氣がアレなのを感じるのであります。 併し車が一杯だなと思ひましたら、此方側は閉鎖されてゐるのでありますね。 では、舊線形は此儘現道を横斷致します。 |
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ううむ、通報され無くて一安心であります。 微妙に曲つてゐるのが運轉難しさうでありますね。 と云ひますか、もう視える人にはアレでありますよね。 |
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ふと氣に成つて振返りましたら、右カアブ注意の標識が在りました。 ううん、別段彼方側は其程の曲率でも無い樣な氣がするのでありますが、念の爲、でありますかね。 して、見えてゐるのは多氣不動尊の元々の參道でせうか。 若しかして、結構彼處へアレなのでせうか。 |
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では先に進みませう。 と思つて撮りましたら、あはは、矢張ね。 之でも焦點が合つたからシヤツタアを切つたのでありますよ。 一體何に焦點が合つたのでせうかね。 デジカメの顏認識が丁度左前の木々に何囘も入つ度り、彼方此方に入りましたから、ええ。 |
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二度程同樣の寫眞が撮れたと云ふか、何か寫眞機の調子もアレに成りましたので、一旦輕く引返し、
「道路の冩眞を撮りに來ただけだから一寸冩させて」と、居る人に言つてから再度挑戰しましたら、やつと普通に撮れました。 見通しの惡い住宅地で此幅員、而も連續する曲りと其頂點に交叉點共成れば、ねえ、まあ、何か想像に難く無い氣が致します。 且つ、高低差迄有るのでありますもの。 |
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して、まあ一寸ね、此ガアドレイルの状態はアレ過ぎると思ふのでありますよ。 其がアレでアレなのだと思ひますが、まあ、新しく眞直ぐに道が通つて良かつたでありますね。 と云ふ事で、視える人には色々御分かりの事と思ひます。 |
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矢張氣に成りまして振返りました處、此方には左カアブ注意の標識が在りました。 此標識柱の曲り具合は元々なのか。 敢て斯うしたのか。 其共、何等かの出來事に因り斯う成つたのでせうか。 でも、多分、ガアドレイルから察しますに、餘り效果無かつた標識なのかなあ、と思つて仕舞ひました、實際。 と云ふか居る人々、他の人へ注意喚起して上げてよ。 【其十】に續く。 |